珍しいものでした。
似顔絵を絵にしてほしい、と。
写真を絵に、ではなく。
昔描いてもらった似顔絵を
額に入れたくてカラーコピーを
してみたけどどうも味気ない。
とのことでした。
最近は、「写真だとリアルすぎる」
「絵にはまた違ったあたたかさがある」
など嬉しいお言葉をよく聞きます。
そうかぁ、なるほど。と
思うのと同時に、その方が
絵にしてまでそばにおいておきたいと
大切に思っていらっしゃる方、
また物があることが、とても
すばらしくあたたかいことだなと
こちらもほっこりするのです。
見て描くだけだなんて
画像処理ソフトや、トレースなんか
してしまえば簡単にできてしまう。
それこそAIにもいずれ取って
代わられてしまう、そんな風に
考えることもあるけれど、
望まれているのは
そういうことじゃない。
ってことをいつも、ご依頼
いただく度にこちらが勉強させて
もらっています。
本当に本当にありがとうございます。
大切な想いを絵に載せよう。
何も言わなくても伝わる、
花束のように。(↑こちらは今回の
ご依頼の絵ではありません)
0 件のコメント:
コメントを投稿