素晴らしきかな、「クリムト展」!!
会期押し迫りやっと!行ってこれました、
豊田市美術館にて、「クリムト展」!!
↑こちら、前回は「奈良美智展」以来です。
もうびっくり!!何がって、チケット買うのに
長蛇の列!!美術館でこれは、人生で2回目
くらい!?こんなにアートファンが世の中には
いるんだなぁ…と田舎の絵描きは思うのです。
とは言えクリムトですもの。すごいんです。
とりわけ人物画が多い巨匠ですから
色々じっくりと学ばねば!と人をかき分ける
ようにしてなんとか作品の近くまで。
金箔をふんだんに使った、超有名な
代表作はもちろん素晴らしいし
意外と風景画が多かったことにもびっくり。
素描や、ジャポニズムの影響深い作品は
観ていてとても興味深かった。
私としては「肖像画」のコーナーをじっくり
観ましたね。この、表情は素晴らしいですね。
憂い、恍惚、幼さ、美しさ、リアルさ。
私の中で特定の人物をリアルに描いた
「肖像画」ももちろん重要なのですが
彼の作品の最大に取り入れたいところは
「デザイン性と間」なのです。
絶妙に配置された「余白の美」の部分と
服飾などのデザインが描かれた部分。
人物画でありながらインテリアとして
飾れるデザイン性…。ああ、素晴らしい。
そして最後は女性の一生においての
移り変わりや生と死まで。ああ、深い。
時間さえ許せば一日観ていたいです。
思ってたのをはるかに超えて素晴らしかった!
行けてよかった。影響されやすい私は、
また近々クリムトらしい絵を描いて…
なんて言いたいところですが
素晴らしすぎて、一端でも取り入れることが
できるのか謎です。インプットはできたはず…
アウトプットできるよう、日々精進。精進。
0 件のコメント:
コメントを投稿