2020年1月16日木曜日

作品「むすんでひらいて」

捕らわれるんじゃなくて創り出すんだ
美しい羽を、君の手で。
ひとりひとり違う、鮮やかな羽。
(あやとりでこの形は蝶々です)



地域の行事で、餅つきと豚汁の振舞いが
ありました。徒歩10分程度の距離、
子供たちとゴミ拾いをしながら会場へ。
最初は嫌がっていた子供も、途中から
積極的に拾ってくれて、缶やペットボトル
などの大物を見つけると嬉しそう♪
この距離で二つの袋はゴミでいっぱい。

会場では通年通り、使い捨てのプラ容器と
割りばし。今年は、マイ箸とマイお椀を持参。
いざ子供たちに、「これに豚汁入れて
もらっておいで」と言うと、2人の子供は
同じようにこう言いました。
「みんなと違うから恥ずかしい。」

家で私がこれらを用意していたときは
「ゴミを増やさないためだね!」と
言ってくれた上の子も、みんなが同じ
白い使い捨て容器を持っているのを
知って、マイお椀が「みんなと違う」
ことに気づいたのです。

すごく気持ちわかる。そう、去年までは
うちも「使い捨て容器」を使っていたんだ。
「みんなと違う」ことは、時に勇気がいるし
恥ずかしい。私だってここで、みんなを
前にして「ゴミを増やさないように
マイ容器を持参しようよ」とは言えない。
でも、でもね。「正しいと思うこと」を
恥ずかしがる必要なんてない。
(と自分にも言い聞かせる)
環境にとっていいと思う行動が、恥ずかしい
ことなんかじゃなくて、普通になったらいい。

私は自分の子供たちにそれを
伝えていかなくちゃ。君たちが作り出す羽も
みんなちがってみんなキレイ。はばたけ。

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