2016年7月3日日曜日

わたしの絵と、すてきなはなし②

あるイベントでお会いした方が、
私の描いた花火の絵を
気に入ってくださり、
私はそれをお譲りした。
イベントとお渡しした日、
たった2回しか面識のなかった方。
その次の年だったか
その方の父親が亡くなった時に、
わざわざメールをいただいた。
お葬式のご案内と一緒に
「父もあの花火の絵を
とても気に入っていました」と。

この絵ももちろん、
誰の手に渡るか想定したうえで
描いたわけではなかった。
ご本人にお会いすることはなかったが
絵は、私とその方を繋げてくれた。

どんな人生を送り、
どんな最期であったか
私は何も知らない。
私の絵は、私よりはるか
多くの人と出会い、多くの人の
感情や人生を知る。
その人々に、一人でも多くの方に、
安らぎや癒しを与えられたらいい。
私はそんな作品を描き続けていきたい。
(△胡蝶蘭も表情があって絵になります)

0 件のコメント:

コメントを投稿