2020年1月14日火曜日

胸を締め付けられるような哀しい絵

6歳の子供が描いた2枚の絵。

「海の中にいるものを描こう」
この子はまだ海水浴に行ったことが
ないのに、現実として海には空き缶や
ペットボトルが漂い、捨て網に亀が
絡まることを知っています。

「土の中にいるものを描こう」
空き缶にタバコ…どちらの絵も
海や土の中の世界を想像して楽しい絵に
なると思っていたのに、ゴミばかり…。
とりわけタバコは、大人しか
捨てません。心無い大人の行動のせいで
子どもがこんな夢のない絵を
描いています。現実を知ることは
大事ですが、小さな子供には
夢のある絵を描いてほしい。

実際に徒歩5~10分の距離を、ゴミ拾いを
して歩いてみました。一番多いのはタバコ。
空き缶やペットボトルで袋はすぐ
いっぱいになります。

地球温暖化、気候危機、災害の甚大化
海洋プラ汚染、アマゾンやオーストラリアの
大規模火災…色々な情報から様々な問題が、
どうやら大変みたいだと伝わることは
多いと思います。それでも去年までの私も、
どこか他人事だったように思います。
アンテナを張って見てみたら、
不自然で、おかしなことがどれだけ
まかり通っているかを感じ取ることができる。

前回「秋みつけ」で書いた、絵で伝えていく
こと。それをするからには自分でも何か
行動を起こさなければ。個人でできることは
情けないほどささやかだけど、もうこんな
哀しい絵を子供に描かせるわけにはいかない。
・近くへ行くのに車は使わない
・ストローは使わない、
 プラ容器は極力やめる
・電気を使う掃除機はやめて
 ほうきとちりとりに
・子供と一緒に近所のゴミ拾い
できることはきっとまだまだあるはず。

まだまだ共感・同調してくれる人は少ないと
思います。私自身ストローを断るのにも
まだ勇気がいります。「地球を守ろう」とか
「地球のために」とかそういう言葉は
おこがましくて好きではない。
温暖化が本当にあるのかどうかは
分からないし、あるというつもりもない。
ただ無駄なものを作りすぎて、使いすぎて、
捨てすぎて環境に負荷をかけ続けるのは
もうやめたい。子供に正しくそのことが
伝われば、それでいいと思っています。

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