2020年4月8日水曜日

作品「咲いた咲いた」


↑作品「咲いた咲いた」

世界中で拡大するコロナウィルス、
休校措置が取られてからもれなく
我が家も、少なからず「普通の生活」では
なくなりました。それでもウィンドウアートや
その他のご依頼がキャンセルになることは
今のところ幸いにして無く、もちろん
自粛により仕事が制限されることも
ありますが、自宅で自分の作品を描き貯める
ことにはさほど支障はありません。
知り合いの絵画教室の先生は2カ月にかけて
閉室の処もあり、苦渋の判断をされた
だろうことに胸が痛みます。
今後控えているグループ展や個展については、
今後の状況により変更、中止等ありましたら
随時SNS等でお知らせします。

このような困難な状況の中でも、美しきもの、
心震わすもの、素晴らしいものは
生きる希望となります。それはきっと芸術の
役割です。大ホールでの演劇もコンサートも
コーラスも、映画館も何もかもリスキー。
皆で集まって絵を描くことも。
でも、一人でも「描く楽しみ」や
SNS等で作品を発信することは自分自身の、
そしてまた誰かの、ささやかでも
力になれるかもしれないと思っています。

コロナウィルスは百害あって一利なしの
ようですが、これを機にタバコをやめる人が
いたり、大切な人を守るため側にいる、
一緒にいる時間が増えたり、免疫向上のため
食生活や運動に気を遣う人が増えたり。
はたまた紛争等でいがみ合っていた両国が
対コロナのため協力をしたり
経済活動停滞のため空気や環境問題が
一時的でも改善したり。

勿論亡くなった方やご家族、
医療に従事されている方
経済的に苦しくなっている方、沢山の辛く、
苦しい思いをされている方がいるのも事実です。
買いだめやデマなど哀しくなるような
事態も起きています。

大切なもの、そしてそれを守る方法、
間違っていること、これからの生き方。
そんなものを一人一人に問われているような
気がしています。

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